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絵の構図を考える為に・・と、久しぶりにnaoと図書館に行ってきました。
図書館て、宝の山!! 買えない高価な本は本当にありがたい!!
ところで、この本の中に、すごい本を発見・・・
宮崎学さんの「死」という本です。
山の中で死んだ動物の死体が、どうなっていくのか・・というのを
ずっと写真で撮り続けた本です。
最初は、気持ちが悪くて「えっ・・」という感じでしたが、
ハエが来て、ネズミがきて、狸がきて、カケスも肉をつつき、
やがて毛は、シジュウカラやヤマガラ、カラスが喜んで
自分達の巣材に持っていき、狐が骨をくわえて持っていき・・・と
「死」が、森では別の生き物の「生」を支えていて、骨や毛の
細部まで無駄なく使われているというのを、
まざまざと見せつけられます。
そして、何もなくなった地面に草が生えて、元の草むらに
なった最後の一枚の写真を見た時には
「土に還る」という自然の摂理が心に沁みました。
死体は「死臭」という匂いによって「私は死にました~」という
サインを自然界に出し、それによってまずハエが集まり、虫がきて、
動物がきて・・と、次々に死体の解体が始まる・・という事に
自然の仕組みとはすごいものなんだなあ・・・と感動すら覚えます。
グロいのかと思ったけど、なかなかいい本だった~、
最後の森だけの写真に感動した・・・・と言ったら、naoは
私は標本のような骨の形がきれいに残った鹿の写真に感動した!!
(えっ、そっち~~~??二人の感動ポイントはかなりずれてた・・・・・)
もっとも、こんな本はnaoが借りていなくては、
私は一生見ることもなかったでしょう。
宮崎学 インタビュー
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/ecologue01_01.html
骨ねえ・・・・・。
先日の羽ですが、最初私も、キジバトかと思っていたのですが
キジバトの写真を眺めていたら、キジバトは、たくさんの羽が重なって
鱗っぽい「柄」になっていて、羽の一枚一枚には「柄」がないみたいなんです・・。
しかも、初列風切がこの大きさだと、かなり大きいと思うよ・・とnao。
図書館に行ったら、貸出し禁止だけど、鳥の羽図鑑があるよというので
う~ん、知りたい・・・・・・。どうしても気になる・・・・・。
結局、図書館に行ってきました。
yukaさん(moeちゃん)が言われていたように、柄からすると
フクロウ類か、タカ類かどちらかだと思うんですけど・・・・。
どっち?と、決めきれません…(泣)
この辺は、フクロウもいるし、チョウゲンボウなどもいるし・・・
どちらの可能性もあり・・・。
フクロウの羽 参考サイト http://wbpohya.exblog.jp/5662117/
う~ん、これも似てる!
フクロウは羽に消音の為のギザギザがあるらしいのですが・・・。
一番上は、今回拾ったもの。
2番目は・・・・どこかの探鳥会で拾ったものです。(同じっぽい?)
これは、ギザギザしている気がします。(やはりフクロウ?)
3番目は、タマシギです。(これははっきりわかった!)
そして、今回この本で調べてわかったもの。
ハイタカの羽 場所から考えても、柄をみても間違いない!
こちらは「スッキリ!」わかりました。
今までは、羽はnaoの単なるコレクションで、もらったり、拾ったりした羽を
雑然と、適当な写真入れに突っ込んでいるのを見ているだけでしたが、
こうして自分が拾って、夢中になって見ると・・・
「ひとつ、整理するのに、良いクリアブックを買ってあげましょう!!
そして、もっと綺麗にコレクションしましょう~!」
naoは探鳥会でいただいたりして、カケスのブルーの柄のところの羽や、
ヤマセミのシマシマや、オシドリのオレンジの羽など、
「おいしい」ものを持っています・・。
さて、今回図書館にあったのはこの本!!
原寸大写真図鑑 「羽」
高田 勝 吐内 拓哉 (著)
文一出版 18900円
それにしても、「とても素晴らしい~~~!!!」 本です。
しかも、原寸大というところが、わかりやすいです。
naoが、羽標本を作るのが夢だった!と、メジロの死体を
むしった←(表現が悪い?)気持が、この本を見ていると、
よくわかりました。
この本にも「死体を見つけたら・・」とか、「拾った羽を洗う」とか
いろいろな詳しい話が書いてあります。
羽を拾ったら、手を洗いましょう。
えっ!!!! (もう手遅れ・・・)
それにしても・・「フウチョウの自然史」は9万円でも貸出してくれるのに
この本は「持ち出し禁止」です・・・・何故~~~。
一冊あって、眺めたり調べたりしたい本の一つですが、このお値段!!
しばらくは、羽を拾う度、図書館に足を運ぶことにします。