土の部分がない商店街で生まれ、学校では国有林なんていうのを習ったので、
山や池、草むらなどは、どれも県や国の所有だと、ずーっと思っていました。
田舎に住んで初めて、ここからここまでは「**さんのところ」などと、
大きな山も、その辺の草ぼうぼうの草原も、
ちゃんと個人の所有地だというのを知って驚きました。
家の周りの池だって、自然に水が溜まって出来た「自然の池」だと
信じていましたが・・・・
「池の栓を抜く??!!!」 「水を取り入れる???!!」
その辺にあるたくさんの池が、全部
人工池だったとは最近まで知りませんでした。
子供の頃に思ったことって、誰かが訂正してくれないと、ず~っと
そう信じているものなんですよね。
日本の田舎の風景は、山も畑も、人が育てて作られた景色であると
本で読んだことがありますが、
ヒノキや杉が綺麗に植えられた山の景色・・・美しく作られた棚田。
なるほど・・・そう思って眺めてみると本当にそうです。
美しいなあ~と眺めている景色ですが、この山もずいぶんと,孟宗竹が進出してきました。
今や、どこの山も、竹の勢力拡大が心配されています。
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自然は「虎視眈々」と変化するタイミングを狙っていて、そのチャンスが来ると一気に攻め込んでくることがありますので、気づいたときにはとてつもないことになっているのが、よくありますね。
自然に優しいというという言葉がありますが、自然とのつきあい方は、時と場合によってはそんな生易しいものではなく、人間が自然を上手に利用するために続けなければ人間がマイってしまうから、今の環境を維持できるように管理するという視点も必要なことかもしれないと思っております